本章のまとめ
1.情報発信者として必要な心構え
記事を書くと決めた瞬間から、情報を発信してご飯を食べて行ける権利が生まれる。
2章以降の技術(コツ)を活かせるかどうかは、心構えに大きく左右される。
1-1.あなたが記事を書く目的は?
・記事を書く目的は「収入に繋げる」
・記事を書いてお金をいただくことを立派な職業と認識し、胸を張る
1-2.粗悪な記事を生み出す人たち
・悪い記事を書くと収入に繋がらない
・悪い記事とは次のどちらかを満たすもの
・読者の求める内容がない
・内容がわかりにくい
1-3.良い記事の条件
・良い記事とは以下の両方を満たすもの
・読者の求めるものがある
・わかりやすい
1-4.最初から良い記事を書けなくて当たり前
・学校で学ばなかったため、良い記事を書けないことは当たり前
・練習して記事力(記事を書く力)を鍛える
・良い記事を書けるようになれば記事執筆でご飯を食べていける
1-5.Webの記事には特有のコツがある
・読者はいろんなサイトを記事を読み「捨てる」
・目の肥えた読者にサイトを好きになってもらわなくてはいけない
・書籍とWebの記事では読者の行動が異なるため、Webの記事専用の書き方が必要
・記事を書くために覚えることは、「記事の型」と「執筆手順」の2つ
2.読者に好かれる考え方は「読者第一」
良い記事を書くための根底には、「読者第一」の考え方がある。
無名でも「読者第一」の姿勢を貫けば闘える。
読者の立場になって考えることが読者の視点を身につける第一歩。
「読者第一」の具体的な考え方を11個紹介する。
2-1.記事は信頼構築ツール
・サイトには見えない「信頼度」がある
・どんなサイトも開設直後の信頼度は0
・サイトの信頼度が低ければ、商品を紹介しても買われない
・サイトの信頼度を高める方法は、良い記事を書き続けること
2-2.ストレスを与えない
・読者にストレスを与えないこと
・読者にストレスを与えれば、記事の途中で閉じられる
・ストレスのない記事を書けば、読者は「読みやすい!」と感じる
・ストレスのない記事にするための方法は「7章.整理」を見る
2-3.読者は忙しい!
・読者は長い記事を一字一字読まない
・前置きが長い、結論が遅い、余談が多い…などの記事は読者をイライラさせる
・忙しい読者が読みやすい記事を心がける
2-4.良い記事が第一、面白さや個性は二の次
・面白さや個性的な文章を書きたい人は多いが、読者は求めてない
・まずは良い記事(読者の求めるものがある+わかりやすい)を書けるようになること
・良い記事を書けるようになったら、面白さや個性的な文章に挑戦すると良い
2-5.日記ではなく記事を書く
・記事とは、読者の知りたい情報を提供するもの
・日記とは、日々のできごとなどを自分用に書いたもの
・日記ではなく記事を書く
・読者が欲しいのは、あなたの情報ではなく、読者の知りたい情報
2-6.とことん初心者向けに丁寧に
・記事は初心者向けに丁寧に書く
・初心者向けに書く理由は、どの分野でも初心者の割合が多いため
=サイトに訪れる人が多い
・初めて挑戦する人(初心者)の気持ちで疑問を探し、すべての答えを書くこと
・初心者の気持ちを察すること、思い出すこと
・中学生の頃の自分が挑戦したらどんな疑問を持つか想像する
・初心者の気持ちがわからなければ、「読者の二大疑問」を覚える
・なぜ?どうして?(理由)
・どうやって?(方法)
・初心者向けのサイトを作っても、上級者から怒られる心配はなし
・他のサイトに読者の疑問の答えがあったとしても、読者は気付かない可能性がある
・自分のサイトで読者の疑問にすべて答えるつもりで記事を書く
※他サイトや書籍のコピペやリライトはNG。あなたのオリジナルの記事を書く
・自分より知識が上の人にノウハウは書けない
・無理に背伸びして書くと、その記事を実践した読者から信用を失う
2-7.答えがなくても答えを教える
・読者は答えがないものに対しても答えを求める
(最も早く効果を得られる方法、失敗しない方法、効率的な方法…)
・答えがないものでも具体的に答えを教えると感謝される
・読者の信用を裏切る記事を書いてはいけない
2-8.何事もキッパリ言う
・あいまいな言い方はやめてハッキリ言う
・読者から見れば、あなたは頼りになる先輩
・あやふやな物言いなら信用されにくい
・教えられないことを「こうすべき」と言い切るのは、読者の信用を裏切るのでダメ
2-9.早さ、詳しさ、面白さ
・時間の経過によって読者の求める情報は「早さ→詳しさ→面白さ」と変わる
・「早さ」とは早い情報。例:通り魔事件などの速報
・「詳しさ」とは、詳しい情報(情報量、情報の正確さ)。例:事件の詳細、まとめ
・「面白さ」とは、上2つとは差別化したもの。例:事件のドキュメンタリー
・この考え方は、旬の話題、旬ではない話題、どちらにも通用する
2-10.文字数ばかり気にしない
・読者の知りたいことに分かりやすく応える記事を書く。文字数は関係ない
・文字数だけ増やした悪い記事は、読者もGoogleも求めない
2-11.筆者の努力は読者に関係ない
・筆者がどれだけ頑張ったか、は読者に関係ない。
長時間かけて書いた記事に反応がなく、ささっと書いた記事が大反響になることも…
・読者は良い記事に反応する
・読者から反応がなくてもへこたれず、どんどん記事を書く
3.記事執筆の練習場を作る
記事執筆の練習をするため、場所を用意する。
場所を用意したら2章以降へ進む。
4.お悩み段階別解決法
今の悩みから見る章がわかる。
「1.そもそも何を書いたらいいか分からない」……………………→「2章.記事ネタ」
「2.書く内容は決めた。でも、どう書いたらいいか分からない」→「3章.記事構成」
「3.記事は書ける。でも、読み返すと分かりにくい」……………→「4章.執筆手順」と「7章.整理」
「4.商品紹介記事を書けない」………………………………………→「5章.商品紹介」
「5.人柄や親しみやすさ、面白さを感じる文章を書けない」……→「6章.個性的な文章」
「ささっと文章の読みにくさを改善したい」………………………→「7章.整理」
コメントを残す